2018.10.01
入園式 開園式を終えて
10月1日月曜日、台風一過の午後に新園舎での合同入園式・開園式を執り行いました。飾り付けは、山で拾ってきた山葡萄の蔓と子どもたちと染めた、たまねぎ・アボガド・よもぎのガーゼのガーラント。エントランスのドキュメントボードには、子どもたちの絵とこれまでの日常の記録写真と映像を配置しました。
入園式は、子どもたちと保護者の皆様へのお祝いとして、誕生エピソードのカードとフレーベルの星飾りのネックレスを一人ひとりの名前を呼び、担当する保育者から贈りました。誕生エピソードのカードにかかっている紐は、その子の誕生時の身長です。眺めてみると、こんなにちいさかったのだなぁ、そして、こんなにおおきくなったのだなぁと感じます。
誕生のエピソードはどれもこれもそれぞれに物語が詰まった、大切な記憶です。子どもたちにとって、保育園に入園するということは、大切な家族から離れて「ひとりになる」ことでもあります。子どもたちの「ひとり」への旅立ちを支えてくれているのは、これまで大切に育んでくれた人との時間だと思います。大切に重ねてきた親子の時間、子育ての時間を、もう少し大きな輪である保育園という場で一緒に分かち合っていきたい。そんな想いを園からの挨拶でお伝えしました。
第二部の開園式では、これまでの道のりを支え、応援してくださった方々にご列席いただいてスタートしました。お一方ずつご紹介させていただいた後、キャンドルを灯していただきました。揺らめく6つの灯りのもとで、アコーディオンとバイオリンの奏でる音にみんなで耳を傾けました。ゲストミュージシャンは「三日満月」のお二人。式の要所要所で、すばらしい音のメッセージを贈ってくださいました。キャンドルは「ハッピバースデーやまのこー」という歌とともに吹き消して、集まった大人と子ども総勢約100名でやまのこ保育園の誕生を祝いました。
10月1日は、わたしたちにとって忘れがたい「はじまりの日」となりました。みなさんにあたたかい気持ちで応援いただけるような存在(場)になれるよう、1日1日大切に歩んでいきたいと思います。
改めまして、2つの園で1つになった「やまのこ保育園」をどうぞよろしくお願いします!